テクノロジー企業が香港及びその他潜在市場開拓へ
AnyMind Group(エニーマインドグループ)は、包括的なテクノロジーソリューションにより企業や専門家たちの成長を促し、よりよい意思決定と経営効率向上の支援を目的としています。同社はわずか3年間で、創業者2名によるシンガポールのスタートアップ企業から、アジア太平洋地域に11市場13拠点を持つ組織へと成長しました。
当社の香港チームは、中華圏および西洋両方の文化と商慣習に精通しているため、それぞれの市場に適した戦略を考案することが可能です。
エニーマインドグループは、香港に「AdAsia Holdings」および「CastingAsia」の二つの主要事業部門を置き、広告主や 出版社に向けて、インフルエンサー マーケティング、プログラマティック マーケティング、 デジタルマーケティングの ソリューションを提供しています。先進技術を駆使したさまざまなソリューションにより、企業は広告効果、サイト収益、そしてインフルエンサーマーケティング活動を最適化し、効果を追跡・分析することが可能になりました。中国本土への市場拡大および収益機会拡大のため、 エニーマインドグループは2018年、Acqua Mediaを完全子会社化しました。香港を拠点とし、パブリッシャートレーディング事業のリーディングカンパニーであるAcqua Mediaは、香港、台湾、 北京、およびシドニーで250を超える メディアを取引先とし、月間平均83億件のインプレッション数を獲得しています。
エニーマインドグループは、香港で美容、金融、消費者ブランドなど多岐にわたる 顧客のポートフォリオを支援しています。
共同創業者兼CEOの十河宏輔氏は、香港に拠点を置き事業拡大を目指す決断をした理由について、以下のとおり説明しています。「香港は、国際ビジネスを展開する場としてアジア有数の人気都市であり、ここでは、中国と東アジアにおける国境を 超えたビジネスチャンスに出会えます。」
「当社の香港オフィスは、台北、上海、 および東京におけるエニーマインド グループのプレゼンスをうまく補完する機能があります。顧客の多くは香港に 地域統括本部を置いているので、現地にチームを置くことで、より充実した サポートを提供することができます。2017年5月の開設以来、香港オフィスは、非常によい成績を上げており、持続的に香港での業績を伸ばしています。」
中国本土への入り口
中国には海外投資家にとって巨大な商機がある一方で、エニーマインドグループは、中国の独自性や複雑さもよく把握しています。香港チームは、この巨大市場におけるビジネスの流れや仕組をさらに良く理解するのに貢献しています。「たとえば、中国のソーシャルメディア市場は、西側諸国とは大きく異なります。当社の 香港チームは、中華圏および西洋両方の文化と商慣習に精通しているため、それぞれの市場に適した戦略を考案することが可能です。さらに、当社の香港チームは、中国本土市場を理解しており、他のアジア市場への拡大を考えている中国企業に向けて、アジア地域への見識を提供することができます。これは、当社が中国へのさらなる事業拡大に備える上で、非常に有益です。」と共同創業者兼COOの 小堤音彦は述べています。
買収に加え、香港オフィスは「CastingAsia Creators Network」を立ち上げており、 未来および既存のインフルエンサー およびコンテンツクリエーターに向けて、YouTubeチャネルモニタリングと最適化、制作とスタジオサポートおよびコンテンツディレクションのコンサルティング等、リソースと支援を多岐にわたり提供していく予定です。香港チームはいまだ成長を続けており、アジアにおける新たな人材の雇用に積極的に取り組んでいます。
インベスト香港では、エニーマインド グループが最新の市場動向や政府の取り組みを把握し、香港でネットワークを 拡大できるように支援を続けています。
Fast Facts
- シンガポールに本社を置き、アジア太平洋地域に13の拠点
- 「AdAsia Holdings」「CastingAsia」は、香港における二つの事業部門